「トレーサビリティ・システム」とは、「この鶏肉は○○農場で飼育され、○月○日に出荷されました」など、生産物に関する情報を家庭や店舗のコンピュータで調べることができるシステムの総称です。
企業の食に対するモラルや生産体制が疑問視される以前、福栄組合は2004年(平成16年)より家庭や店舗のコンピュータでご利用いただけるトレーサビリティ・システムを導入しました。
使い方はとても簡単です。 下の画面にある検索ボックスに「はかた地どり」の商品ラベル番号を入力し「調べる」ボタンをクリックするだけ。詳細な「はかた地どり」に関する情報を得ることができます。ぜひお試しください!
※サンプルとして2024年11月1日出荷分のナンバーが入力されています。「調べる」をクリックしてお試し下さい。
「トレーサビリティ」とは、英語の「トレース(足跡をたどる)」と「アビリティ(できること)」の合成語で、もともとは工業製品などの商品の履歴、所在を追跡する方法の概念でした。民間では自主的な品質管理規格であるISO9000により「記録物によって、その履歴、転用または所在を追求できる能力」と定義されています。これを食品に適用し農畜産物の生産者や生産過程情報、食品加工、流通に関する情報を各食料品に添付し、食料品の履歴を遡って確認可能にしょうというのが、私たち福栄組合が取り組んでいる、トレーサビリティ・システムです。
図.トレーサビリティ・システム情報取得の流れ
世の中の食品業界におけるトレーサビリティ・システムの認知度はまだまだ低く、課題も少なくありません。福栄組合では今後、親鳥の出生証明書や飼料の成分など、より詳しい情報や誰にでも分かり易い表現によるサービスの展開を目指し、皆さまにもっと安全に、安心して「はかた地どり」を食していただける環境づくりに努めてまいります。どうぞご期待ください!